マークXのドアパンチ、傷を伴うヘコミのデントリペア
傷のあるドアパンチでもヘコミだけ修理可能です。
ヘコミを直しても傷が残るので気になるという方もおられると思いますが、わずかなキズは磨きで落ちる事もありますし、もしかしたらキズじゃないって事も稀にあります。
そこで今回はマークXの左リヤドアの前の方にキズを含む縦長のヘコミ修理例です。
小さいヘコミですが、汚れを落としてもわずかにキズが入ってたので一例としてとりあげてみました。
マークXのドアパンチ修理例
左リヤドア、赤丸の部分がヘコミの場所になります。
【修理前】
うっすらしたヘコミですが景色でもはっきり凹んでいるのがわかります。(キズ汚れ処理前)
【修理前】
ラインボードで確認してみるとこんな感じです。(キズ汚れ処理前)
【修理後】
ヘコミ修理後です。(キズ汚れ処理済み)
【修理後】
ラインボードの基準を映してしっかりと確認を行います。
ドアパンチ時の傷の処理について
キズについてですが、修理前に戻ってヘコミの部分を正面から撮った写真です。
キズと思われる黒い筋がありますが、キズはほんの一部だったりする場合もあります。無理やりコンパウンドで擦ると、塗膜面がいびつになることもありますのでよくありません。キズなのか汚れなのかプロでも判別が難しい場合がありますので、お気軽にご相談下さい。一つ一つベストな診断させていただきます。
キズ以外の黒く見える部分を除去した写真。薄く黒い線が残っていますが、これがキズです。
この程度だとコンパウンドであっという間にきえてしまいますが、コーティングなどをされている場合はコンパウンドでコーティングが落ちてしまいますので、無理に磨かないで次回コーティング時に前処理で一緒に研磨してもらうのがよいでしょう。
この程度のヘコミだと場所にもよりますが数分~1時間程度で作業終了ですが、小さいヘコミでもわずかな景色の歪みまで可能な限り徹底して取り除きます。
傷を伴う気になるヘコミは、板金塗装に出す前にデントリペアでどこまで直るのかお近くのプロショップにお問い合わせください。