ワゴンRのデントリペア・ルーフのプレスラインも塗らずにヘコミ修理
岡山県のデントリペア専門プロショップ、トラストデント岡山店の安田です。
今回は、ワゴンRのルーフ後方、スリットのプレスライン部分を含む少し大きな歪みの修復例です。
雹害車の修理でも必要不可欠なルーフの修理ですが、ルーフはとても歪み易いので、しっかりとしたノウハウがないと元通りに直らなくなってしまいます。
お客様の声にもコメントをいただきました『100チェイサーとMCワゴンRオーナー様』のお車です。
綺麗に直す為に、様々なショップにご連絡して当店にお問い合わせを頂きました。
とても綺麗に乗られているお車で、再塗装はしたくないとの強い要望でしたので、慎重に作業をしていきます。
青い部分はボディの塗装面等を保護するための表面保護テープです。
万が一にもキズが入ることの無いように徹底して行います。
【修理前】
後部から撮った写真。
ルーフの一番左のスリット部分と共に左右に大きな歪みを伴うへこみ2箇所です。
施工工場のシャッターを基準に撮してみましが、2箇所共かなりの範囲でへこみを伴って歪んでいるのがわかります。
【修理前】
2箇所のうち後ろ側のへこみがこちらです。プレスラインの左右もかなり潰れていて、左右含めて20センチ以上歪みが走っていますので、スリット部分をこれだけ変形させるとなるとかなりの衝撃でできたへこみでしょう。かなり難易度が高めなヘコミですが、まだまだデントリペアで修理可能です。
【修理前】
前側のへこみはこちらです。こちらも左右のプレスラインもだいぶ潰れてしまっていて、歪みも20センチ以上走ってしまってるので同じく難易度が高めです。こちらもデントリペアで問題なく修理可能です。
【修理前】
ラインボードでの確認。ボードの線がへこみと歪みをしっかりと映し出します。
【修理後】
景色での確認です。
やはり景色ではいまいちわかりにくいので、ラインボードでの確認は必修でしょう。
【修理後】
ラインボードでの確認です。
ボードの位置はかなり離してルーフの前方あたりギリギリに乗せています。
線が綺麗に映り込んで、どなたが見ても綺麗に直っていることが一目で確認できます。
この確認方法は、デントリペアのもっとも繊細な確認方法で、曖昧な仕上がりだと線のゆがみによって違和感が映し出されますのでかなり繊細な修理技術が必要とされます。
貼り付けで固定されているルーフトリム(天井内張り)は交換となりますが、へこみは全くわからなくなり、洗車の度に気に病むことはなくなりました。諦めずに探していただいた甲斐があって、お力になれてよかったです。
今回ご依頼されたお客様から本部の『お客様の声』に修理後のご感想を頂戴しております。
当店で施工をされたお客様からのメッセージを抜粋して、ご紹介させていただいております。ご投稿ありがとうございました。
この度は大変お世話になりました。
ワゴンRのルーフ部指で押した位の二ヶ所の凹みで、プレスラインにかかった部分でした。
兵庫の知っていた業者さんに、写メールで問い合わせした返信が、どちらかと言えば逃げ腰で、(プレスラインは、硬く歪みが残ると思います。)
と の言葉に落胆してました。また岡山と広島に至っては中には返信すら頂けない業者様も居ました。手当たり次第に、他県も視野に入れましたが、何処も今一つの 反応!で何気なく検索して、トラストグループ様にヒットし、メール問い合わせしましたら迅速な返信頂き。正に灯台もと暗し、私の自宅とは距離も10キロと 近いので見て頂いた所、安田様の気さくなお人柄。また、他所のデントでは出来なくても、うちの技術なら大丈夫!とのお言葉に(託してみよう)と決断致しま した。
日にちを跨いだので、途中数回お邪魔しましたが、丁寧な説明、車体の養生、環境が安定した自前の作業場、仕上がりに拘る為のゆったりしたスケジュール。
どれをとっても他では真似出来ないと思いました。
仕上がりは、もう奇跡的と言っても過言では有りませんね。
何処の業者様も完全に歪みは取りきれないと太鼓判押していた難易度高い場所ですが、誤魔化し効かない自信の証、リフレクターボートなる物の映り込みでラインが綺麗に出てくれた時には感激致しました。
本当にありがとうございました。
これからもクルマ好きの悩みを晴らされる、素晴らしいご活躍をお祈り致します。
100チェイサーとMCワゴンRオーナー 様
デントリペアでは修理不可能とされる難しいヘコミ、まだまだ可能性を信じて当店にご相談いただき誠にありがとうございます。 ルーフの歪みを伴うプレスラインのきついへこみ修理でしたが、仕上がりにご満足頂けたようでなによりです。 いつまでも綺麗なお車であり続けれる様、今後も出来る限りお手伝いできれば幸いです。 ご依頼ご来店誠にありがとうございました。
トラストデント岡山店 安田