スズキ ジムニー DIYデントリペアの跡もスッキリ修理
ジムニー リアフェンダーDIYデントリペアの再修理
今回は、デントリペアのひっぱり工具などによるDIY修理痕の再修理をご紹介致します。
DIYでのデントリペアはかなりリスクが高く、一度失敗してしまうと元通りにならなくなることも多い為お勧めは出来ませんが、手遅れでなければ今回のように再修理出来る場合もありますので、塗らずにスッキリ直したいと思われましたらお早めにご相談ください。
スズキ ジムニー リアフェンダーのDIY修正
今回はこちらのジムニー。キレイにされているお車ですので、気になるヘコミはしっかり直して気持ちよく乗り続けていただければなによりです。
デントリペアの位置を確認
修正するヘコミの位置は、リアフェンダーの上部後方のあたり。
ラインボードで確認してみると、青矢印の上辺りがヘコミとデッパリで複雑な形状になっています。
デントリペア前のヘコミ確認
景色で確認
景色の映り込みでの確認。一部パネルの違和感が判断できるところもありますが、基準となるものが映り込まない位置は判断が困難です。
ライトの光で確認
ライトの光を映して確認。こちらも景色同様に、ヘコミとデッパリがわかる所とわからない所があります。
ラインボードで確認
ラインボードの基準を映して確認。基準となる真っ直ぐな線を広範囲に映すことでヘコミとデッパリがしっかり判断できます。
デントリペア後の仕上がり確認
景色で確認
景色では一部見えていたパネルの違和感はスッキリ元通りです。
ライトの光で確認
ライトの光もスッキリ映り込みます。
ラインボードで確認
修理後のチェックに最も最適な『ラインボード』で細部までしっかりチェック。基準となる線が広範囲に映り込みますので、キレイに直ったことがすぐに判断できます。
お客様にもご確認いただき、ご納得いただけましたら完成となります。
ご依頼ご来店ありがとうございました。
このブログでも度々紹介させていただいておりますが、景色やライトなど基準がほとんど映らない状態では、修理前のヘコミでもわからなくなってしまいます。
最近はデントリペア前後の比較動画なども多数ありますが、施工後にラインボードを映していない写真や動画については、ヘコミがキレイに直っていない可能性も十分考えられます。
技術習得には長期間の訓練が必要な修理方法ですので、簡単に直るように見える動画などで判断されないようにじっくりご検討してください。
また、技術ノウハウを完全に習得されていない技術者による修理においても、完治しないケースが多々ありますのでご注意ください。
万が一手に負えなくなくなった場合は、まずは一度当店までご相談ください。どこまで修正できるかは状況次第ですが、詳細をお伺いして適切な判断をさせていただいております。