BMWのドア キズを伴う深いヘコミ修理
キズのある深いヘコミでもここまで目立たなく直すことも可能
キズがあるヘコミの場合は、デントリペアのメリットが十分に発揮できません。それでも一部のキズに目をつむることができる場合は、お力になれることもあるかもしれませんのでお気軽にご相談ください。
BMW3シリーズツーリングのドアの深いへこみ
今回の施工例は、フロントドアのキズを伴う深いドアパンチのヘコミ。
塗装の傷は残ってしまいますが、ヘコミをデントリペア修理していきます。
まずはドア前方のヘコミ・キズを伴う深く延びたデントリペア
衝撃点が深いヘコミと縦長のヘコミ。そしてヘミングの山折れもあって、広範囲にまとめる必要がある状態です。
深い衝撃点にあるキズはそのまま残ってしまいますが、歪みがない状態まで戻せました。
ラインボードで歪みや違和感などを細かくチェックしていきます。
まずは修理前。線がそろって映らない箇所が点在しています。
修理後は100%とはいきませんが、基準線がきれいにそろって映ります。
ドアの上の方や下の方にもあったヘコミや歪みも修正して、ドア前方のヘミング部分の山折れもかなり綺麗な状態に戻せました。
キズの状態は、赤矢印のところが一番深く、修理前はこのような状態でした。
修理後、キズはそのまま残りますが、ヘコミはもちろん歪みもしっかりと取り除くことで、近づいて見なければ範囲が小さい分かなり目立たない状態になりました。
もう一つの難関・ドアの後方の深めなヘコミ修理
こちらもかなり深いので、鉄板の延びをきれいに処理することが重要となります。
延びたヘコミでも、デントリペアの絞り作業を適切に行えば、歪みを残さない綺麗な状態にする事が可能。
修理前は、1本の線が4本以上に映るほどの深さです。
ラインボードの基準でしっかりと確認。線が綺麗に整って映れば完成です。
ご依頼ご来店誠にありがとうございました。
デントリペアの可能性は、私たち技術者が追求することで日々進化していきます。
通常では難しい修理不可能とされていたヘコミでも、あきらめずに当店にご相談いただいたケースでは、修理可能となる場合がほとんどなんです。『塗装がいかせればなんとかならないか?』『へこみだけ直ればキズは・・・』等、今後はさらに難しいヘコミ修理の依頼が増える事と覚悟しておりますので、一概に『ほとんど』とは言い切れなくなるかもしれませんが、僅かな可能性に賭けていただく想いに可能な限りお応えしていきます。