N-ONE ルーフの深めなヘコミのデントリペアで元通り
ルーフパネルの延びたヘコミの修理
今回は、N-ONEのルーフパネルに出来てしまった、中心が深めなヘコミの修理例です。ルーフパネルの左後方に3ケ所ぐらいが深く延びていましたが、キズがほとんどなかったのが幸いでした。鈑金や交換を避けるためにラインボードの基準が揃うように適切に修理していきます。
N-ONE ルーフのデントリペア
今回は広島県からのご依頼、遠方からのご来店誠にありがとうございます。
ヘコミの位置を確認
ヘコミの位置は、ルーフ左後方の谷になったプレスラインのあたりに数ヶ所。
何かが当たった様なヘコミで、赤丸のところが集中していました。
デントリペア前のヘコミ確認
後方から確認していきます。
景色で確認
景色の映り込みだけでは全体が把握できませんが、手前のヘコミは景色が不自然に映り込んでよくわかります。
ライトの光で確認
ライトの光ではこんな感じに映り込みます。3つのヘコミが判断できます。
ラインボードで確認
ラインボードの確認では、基準となる線がかなり不自然に歪んで映ります。その他小さいヘコミや歪みなども見落とすことなく確認できましたら修理していきます。
デントリペア後の仕上がり確認
景色で確認
修理完了後は自然な映り込みとなります。
ライトの光で確認
ライトの光もパネルに沿って綺麗に映り込みます。
ラインボードで確認
ラインボードの基準線がパネルの形状に沿って綺麗に映り込みます。
さらに別の角度(左側)からも確認していきます。
デントリペア前のヘコミ確認
景色では基準となる物が映り込まない為、ヘコミはほとんどわかりませんが修理前の写真です。
ライトの光では、景色ではわからなかったヘコミが3ヶ所映し出されました。
ラインボードで確認すると、3ヶ所のヘコミは全てつながっている感じで、不自然に線が太くなったり細くなったりしているのがわかります。
デントリペア後のヘコミ確認
基準が映らない景色の映り込みでは、直ったのかどうか判断ができませんが、こちらは綺麗に直った後の写真です。
ライトの光で映し出されていたヘコミの部分はすっかりなくなって綺麗に光が映ります。
ラインボードで細部までしっかり確認していきます。ただヘコミを平らにするだけでなく、谷プレスラインとRコーナーのルーフの複雑な形状までしっかり再現して完成です。
景色やライとだけでなく、ラインボードをしっかり映して360度確認しても全くわからない仕上がりになればデントリペアは完成です。
遠方からのご依頼ご来店誠にありがとうございました。